ずっとシンデレラ願望があった

自分

私は長い間、
幸せは誰かが運んできてくれるものだと思っていた。

いつか王子様のような人が現れて、
今の人生を別の世界へ連れて行ってくれる。

そんな感覚が、ずっと心のどこかにあった。

「本当の人生」はまだ始まっていないと思っていた

今の私は仮の姿。
本当の人生はまだ始まっていない。

いつか誰かが見つけてくれて、
私の価値を理解してくれて、
何かが一気に変わる。

そんなふうに、どこかで思っていた気がする。

待っていれば幸せになれると思っていた

もちろん現実は、物語みたいにはいかない。

魔法使いも現れないし、
王子様が探し回ってくれることもない。

人生は、誰かが変えてくれるものではなく、
自分で日々を積み重ねていくしかなかった。

普通の毎日の中に人生があった

季節が変わって、
スーパーへ行って、
ご飯を食べて、
時々笑って、
悩みながらまた眠る。

本当の人生は、
そういう普通の毎日の中にあったんだと思う。

それでも、あの頃の自分を嫌いではない

でも今は、
昔の自分を否定したいわけではない。

「いつか幸せになれる」
「いつか何かが変わる」

そう信じていたからこそ、
頑張れた時期もあった気がする。

だからきっと、
あの頃のシンデレラ願望も、
私を支えていたものの一つだったのだと思う。

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