「今日は藤を見に行こう」そう思えた日のこと。富山で暮らして感じる小さな幸せ

自分

昨日、とても気持ちのいい1日を過ごした。
せっかくだから、今日はそのことを残しておこうと思う。

前の日の夜に「3つだけ」決めた

最近、前の日の夜に、次の日やることを紙に大きく書いておこうと思った。
でも、たくさんは書かない。
「これと、これと、これ」くらいの、たった3つだけ。

そして、その3つが終わったら、もうその日は自由時間。
そう決めて眠った。

次の日の朝、その紙を見ながらパパッと仕事を片付けた。
不思議なもので、前の日に決めてあるだけで、意外とスムーズに動ける。

朝食を食べて、仕事を終えて、時計を見たらまだ午前11時。
しかも外は快晴。

「あ、どこか行こうかな」

そう思って、藤の花を見に行くことにした。

富山に来て、ドライブの感覚が変わった

私は長く埼玉に住んでいた。
だから「ドライブ」と言っても、景色が変わるまでにかなり時間がかかる感覚がある。

家を出て1時間くらい走って、やっと見慣れた街並みを抜ける。
そんな感じだった。

でも富山は違う。

車を走らせて5分もすると、もう「ドライブ感」が始まる。

二両編成の電車が走っている。
その景色だけでも、なんだか新鮮で嬉しくなる。

さらに10分も走れば、田園風景が広がる。
遠くには山。
川が流れて、空が広い。

窓を少し開けて風を感じながら走る時間が、本当に気持ちいい。

家の窓から立山連峰をぼーっと眺めるのも好きだけれど、外へ出て景色の中を走る時間はまた特別だ。

藤の花へ向かう道も、もう楽しい

藤を見に行く途中の山にも、たくさん藤が咲いていた。

大きな木に絡まりながら、何十メートルも高く伸びている藤。
自然の中にある藤って、こんなに迫力があるんだなと思った。

しかも土曜日なのに、渋滞がほとんどない。

Googleマップで少し赤くなっていても、信号待ち程度。
関東にいた頃には考えられないくらいスムーズだった。

景色を楽しみながら、気持ちよく現地へ到着。

そして私は、一人っていいなと思った。

もし期待した景色じゃなかったとしても、自分だけだから気を使わなくていい。
好きなように見て、好きなように帰れる。

磯部神社の藤が本当に美しかった

到着したのは、氷見市にある磯部神社。

鳥居には、とても立派なしめ縄がついていて、それがすごく印象的だった。

その鳥居の向こうに、大きな藤の花。

階段や松の木に絡まりながら、藤が高く高く伸びている。
見上げると、その先には青空。

圧倒されるような景色だった。

しかも、本当にちょうど見頃の日だった。

しおれている花がほとんどなくて、どの藤もみずみずしい。

春日部で見ていた藤より、少し淡い色に感じた。
でも、その淡さが光に透けて、キラキラして見えた。

とても綺麗だった。

富山に来て、水道水を持ち歩くようになった

この日、持って行ったのはペットボトルと水筒。
中身はどちらも水道水。

富山に来てから、本当に水が美味しい。

マンションの水道水なのに美味しい。
水筒に入れても美味しい。

関東にいた頃は、水筒に水道水を入れると少し匂いが気になることもあった。
だから、こんなふうに普通に水道水を持ち歩けるのが、今でも少し不思議。

藤を眺めながら、その水をぐいっと飲む。
なんだかそれだけでも幸せだった。

一人だからこそ、気が済むまで過ごせる

写真を撮っている人もたくさんいた。
年配の方も多かった。

でも私は、一人で来ている気楽さを感じていた。

どれだけ写真を撮ってもいい。
何回撮り直してもいい。

山を登りたければ登る。
疲れたらやめる。

全部、自分の気持ち次第。

誰にも合わせなくていい時間って、こんなに心地いいんだなと思った。

帰り道と、セブンイレブンのお弁当

帰る頃にはお腹がぺこぺこだった。

途中でトイレを探したりしながら走ったけれど、なんとなくそのまま家の近くまで戻ってきた。

そして家の隣のセブンイレブンへ。

トイレを借りて、お弁当とサラダ、それから少しおやつも買った。
いつもよりちょっと豪華。

家に帰って、ゆっくり座ってセブンイレブンのお弁当を食べた。

そんなふうに、昨日は終わった。

eBayをやってきて良かったと思った

昨日の1日は、今の自分の暮らしそのものだった気がする。

一人で暮らしていること。
62歳になって、年金を受け取りながら仕事もあること。

そして、「今日は晴れてるから行こう」と思った時に、自由に動けること。

その自由は、ずっと続けてきたeBayの仕事につながっている。

だから昨日、改めて思った。

eBayをやってきて、本当に良かったなって。

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